学校生活

2014年3月アーカイブ

第3学年プログラム委員会が道徳の授業を実施

 平成26年3月10日(月)に、3年生の学級代表や学級議長、学級書記が所属する「学年プログラム委員会」が企画した、全校生徒による道徳の授業を行いました。

 3年生は、1年生のときから東日本大震災を風化させないために、札幌市営地下鉄内にポスターを掲示したり、被災した方に取材を通して得られたお話をもとに学校祭で劇を行うなど、自分たちができることを探り、活動し続けてきました。

 このたびの道徳は、3年前の地震や津波の様子を映像で振り返り、被災した方のエピソードを聞くことを通して、自分たちができることを考えるために、全校生徒で63グループに分かれて交流を行いました。また、交流の最後には、3年生が作成したキャンドルにメッセージを書きました。翌日の3月11日には、本校の校舎中央の庭で、火を灯しました。

 3年生の代表で、この企画の一員でもある林 真由さんは次のように話していました。

 「私たちが被災地のことを考え始めた3年前、「忘れないで」という言葉を最も多く聞きました。3年生になった今でも、私たちは忘れてほしくないし、忘れてはいけないと思います。そこで、私たち3年生の66期生だけが、この震災のことを忘れないで果たして十分なのかという思いがありました。より多くの人に震災について知ってもらい、忘れないようにすることが、被災地の方々への思いに応えることになるかと思い、全校生徒による道徳の授業を考えました。考えることは、風化させないことにつながります。だからこそ、全校生徒が短い時間ではありましたが、真剣に考えてくれたことは本当にうれしかったです。協力してくださった全校生徒の皆さん、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

 これまでの経験や活動を通して考えた、被災地への思いをこれからも大切にし、震災を忘れないという思いを、これからも広げ、つなげていってほしいと思います。

文責 第3学年 プログラム委員会 担当教諭 中村 隆城

写真撮影 主幹教諭 斉藤 康夫

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 今回の全校道徳を企画した園田睦月くんが、次のように思いを話してくれました。

 僕は中学一年生の頃先生からこんな言葉を聞いた。「君らが被災地のことを伝えられる最後の代になると思う。」それを聞いて僕は始めて被災者に対して何ができるのだろうと考えるようになった。私たちが活動を始めたのはそんな時だった。最初の活動は1年生の頃だった。活動内容は札幌市民にも震災のことを忘れないために、ポスターを作りそれを市電や地下鉄に貼るというものだった。それが僕にとっての始めての被災地に対しての活動だった。被災地のために行動できたことが嬉しかった。

 そして3年生になって僕は学年プログラム委員会に入った。3年生でも被災地活動は続行されていた。当初はメンバー一人一人の向かうところはまだバラバラでまとまりがなく、本当に活動ができるのか?というほどだった。話し合いも進まず目的を見失っていた。でも少しずつ活動が具体的になり被災地の現状などを調べて行くにつれ、学年プログラム委員会にもの意識も高まり、まとまりが見えてきた。被災地への思いも高まり「被災地のためには自分たちには何ができるのだろう?」「この活動は本当に意味があるのか?」と考えるようになった。自分たちにできることを見極めて、時間はかかったが実行した。具体的な活動の内容として、実際に被災地に電話をかけて現状を把握し、学校祭の3年生にステージ発表では、被災地についての劇を演じ、在校生に被災地について考えてもらうきっかけを作った。

 そして震災が起こった前日の10日にその活動の集大成として、在校生に対し自分たちが考えてきたように被災地に対しての自分たちには何ができるのかを共に考える道徳をした。その成果もあり、次の日の11日のキャンドルの点灯式はみんなで作ったキャンドルに思いをのせてたくさんの在校生にも見てもらうことができた。想像以上の在校生が集まってくれて、式は大成功となりました。いつか先生から聞いた「伝えられる代」に少しでも近づけたのではないかと感じています。そしてこのような活動を後輩にも続けて欲しいと強く願っています。

トランク発表会について

 平成26年3月6日(木)に、第2学年の総合的な学習の時間の学びのまとめとして、「トランク発表会」を行いました。

 トランクは、第2学年の総合的な学習の時間の名称で、多様な他者・文化を理解しようとする探究的な学びを通して、ものの見方や考え方を広げ、自他の文化の違いや良さに気付き、それらを尊重しようとする態度を育て、自己の在り方を見つめ直すことができることをねらいとした学習です。

 そのトランクの学びのまとめとして、生徒一人一人が発表を行いました。発表会は、21のブースに分かれ、一人5分間の発表をもとに、参会された方々と交流を行いました。今回の発表のテーマは、「日本の文化と私」と称し、現時点で考える日本の文化の良さなどについて紹介し、自分との関わりについて自らの考えをまとめ発表するもでした。

 また、本校の卒業生である林沙祐美さん(光星高等学校2年生)と、鬼原明日香さん(国際情報高校2年生)が、北海道国際交流・協力総合センター主催の「アジアの架け橋養成事業」で、昨年8月に訪問したラオスでの研修の発表も行いました。高校生の2人からは、国際交流に大切なものは、相手を知るだけではなく、自分自身も理解すること、そして、言葉が通じなくても「心」が大切であることを学びましたと、中学生にメッセージを伝えてくれました。

 発表会のまとめとして、本学の副学長である大津和子先生より、国際理解や国際交流をテーマに、ご講演をいただきました。大津先生からは、「文化」をどのように捉えているかという投げかけから、目に見える文化と見えない文化があるという視点について、お話をしていただきました。また、自分(たち)の文化が良い、相手や他は悪い文化という考え方ではなく、お互いの文化を尊重していくことの大切さについてお話をいただきました。

 トランクでは、これまでの学びを活かし、韓国の中学校(梨花女子大学附属中学校・ソウル)とのメール交流を続けて行きます。第2学年の学びを活かして、次年度のブルームにつなげてほしいと思います。

文責 第2学年 総合的な学習の時間担当 渡辺 景子

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