学校生活

2012年11月アーカイブ

第3学年 総合的な学習の時間「ブルーム」の発表会を終えて

 11月17日にブルーム発表会を終え、7月からおよそ5か月の取り組みも一区切りを迎えました。「社会の様々な問題に対して、自分には何ができるか」をテーマに、これまでの学びの成果を発表しました。参会して下さった保護者の方、ゲストの方、先生方や1・2年生からも“とてもいい発表会だった”という言葉をたくさんいただきました。それは、発表の方法が工夫されていたから、しっかり自分の言葉で表現し伝えることが出来たからだけではないと思います。なぜ“とてもいい発表会になった”のか、その理由を私なりに考えてみました。
 一つには、自分が取り組むべき問題について真剣に考えたことです。みなさんが取り組んできた問題の中には、大人であっても他人事にしてしまったり、目を背けたくなってしまうものもたくさんありました。その解決に一歩でも近づくためにはどうしたらいいのかを一人一人と話し合うことは、先生方にとっても楽しく充実した時間でした。問題について真剣に考え、その解決方法について何度も自分に問い続けたことが、発表会を含む全ての活動につながっていったのだと思います。
 二つめには、2回のフィールドワークを充実したものにできたことです。インタビューや意見交流、児童会館や大学・地下歩行空間での発表、チラシ配り、アンケート、募金活動など、125の課題に対する125通りのフィールドワークの姿がありました。2回のフィールドワークでは足りない!と、自分で活動を設定したり、調査をしたりと行動を起こす人が多かったことにも驚きました。また、今年はたくさんの保護者の方に加え、30名ものゲストの方がブルーム発表会に参会してくださいました。一人一人が真剣に自分の課題と向き合い行動を起こしたことで、その姿勢に心を動かされた方が多かったからではないでしょうか。
 発表会を通してみなさんが伝えたかったことは、「自分からは遠いと思える問題について他人事にしないでほしい、自分のこととして考えてほしい」というメッセージだったと思います。それは、中学校を卒業したその後につながることであると同時に、中学校生活においても同じなのではないかと思います。みなさんがこのブルームを通して学んできたことが、これからにどのようにつながっていくのかが楽しみです。
 

文責 第3学年 ブルーム担当教諭 渡辺 景子

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本当に日本はきれいな国なのか  A組 山形   武
6月に韓国を訪問した時のパートナーファミリーだったジョンヨンは日本の印象について「日本はとてもきれいな国だ」といっていた。しかしブルームのフィールドワークで、日本の不法投棄の悲惨な現状を知った。そして今回のブルーム発表会で、この現状を発表し、いろいろなご意見をいただいた。そこで改めて感じたことは、社会の問題は知るということが大切だということだ。一人一人が正しい情報を得てこそ解決の糸口がつかめるのではないか。そう考えると今までのブルームの学びは、社会問題を知るための良いきっかけとなった。そして、これからも不法投棄について知り、考えていきたい。他の国にも胸を張って、きれいな国だといえる日本になるために。

ブルーム発表会とこれから  A組 吉田  和司
ブルーム発表会は、よく「学びの集大成」といわれる。僕は今回の発表会をそのような形でしめくくることができたのだろうか。自信をもってできたとは言えない。なぜなら自分の理想としていた発表ができなかったからだ。緊張していたというのもある。しかし一番大きな原因は練習不足だと思う。自分の甘さが出てしまったような気がする。このようにブルーム発表会では、少し悔いが残ってしまった。附属中学校に通える日も残り少なくなった。だからこそ悔いを残さないために一つ一つのことに対して、しっかりと取り組もうと思う。そして一日一日を大切に過ごしたい。

学びの集大成  A組 井上  真緒
今回のブルーム発表会は私にとって今までの学びの集大成であったと思います。私は緊張してしまって本番で思ったよりも上手に話すことができませんでした。でも私が発表を通して伝えたかったこと、訴えたかったことは2回の発表を通して多くの人に伝えられたのではないかと思いました。保護者の方々から言われて新しく気づかされることもありました。また、他の人の発表で私も別な社会問題についていろいろ考えさせられました。学びの集大成である場でも、たくさんのことを学ぶことができました。今回の発表を「始まり」にして、これからの生活を送っていきたいと思います。

後悔したブルーム発表会  A組 水野 沙也伽
私は今回のブルーム発表会で思うような発表ができませんでした。もっと、きちんと準備していたら、この質問には、もっとこう答えられた…と終わってから思いました。ブルームでは自分の課題に沿って、たくさんのことを考え、学びました。そのことを果たして周りに伝えられたのか、と不安にもなりました。でも、生きている上で後悔することや不安になることはたくさんあります。だからといって、それにとらわれていたら成果を見いだすことができなくなると私は思います。そのことをふまえて、私は後悔や不安をバネにして、努力を続けていけるような人間になりたいと思います。

支えの上に…  B組 相馬 陸平
先日、3年生での大きなイベントであるブルーム発表会が行われた。もちろん、フィールドワークⅠやⅡなどの活動を通して学んだことや考えことを発表したのだが、僕は、そこに一つの気持ちを入れることにした。それは「感謝」だ。今回自分は、いろいろな活動を通して、たくさんのことを学ぶことができた。改めて考えたとき、自分はたくさんの人に支えられて活動し、考えることができたのだと思った。人はずっと同じ状況にいると、それに慣れてしまう。実際僕もそうだった。だからこそ、今回のブルーム発表会を終えて、自分は人の支えの上にいるんだということを忘れずにいきたい。
ブルームの学び  B組 稲島  七海
ブルームでは「社会問題」について学んできました。課題を設定し、それを解決するためにフィールドワークでお話を伺ったり、自分の考えを発表したりしました。そんな中で私は解決のために自分が何をするべきで、どんなことを発信していくべきかを学ぶことができました。今までの活動から考えたことをブルーム発表会で発表し、評価やアドバイスをいただくことで新しい意見や視点が見つかり、有意義な時間を過ごすことができました。附属中学校の3年間の学びの集大成にふさわしい会になったと感じています。卒業するまであとわずか。残り少ない日数で私たち第65期生はいったいどこまで成長できるのでしょうか。

簡単に出せない答え  B組 岡本 千佐穂
私はブルーム発表会を終えて、改めて人へ自分の考えを伝えることの難しさを感じました。そして社会の問題というものは、答えが簡単に出てくるものではなく、悩んで悩んで、その壁を突破しても新たな壁が現れる、奥が深く、私自身は答えを見つけることができませんでした。しかし、答えが出ないということと、何もしないということとは違うということにも気が付きました。これからは簡単に答えを出すことができない問題でも、私なりの答えを出すことができるように考えていきたいと思います。

終わりの始まり  C組 鈴木  速太
拝啓。この学年だよりを読んでいるあなたは今、どこで何をしているだろう。きっとブルームの他にテストも終えて肩の荷を降ろしていることだろう。僕はブルームを通して様々なことを学んだが、その話は置いておいて、少しこれからのことについて考えていきたい。僕たちはこれから受験までしばらく何もやるべきことはない。確かにつまらないかもしれない。では何か新しいことを探すべきなのか。人が一生のうちにできることは少ない。ましてや残り4か月で何ができるのかはわからない。もしかしたら、したいことを減らすことが必要なのかもしれない。時間は有限だ。合言葉は自主規制。ブルーム発表会は終わりではない。始まりの鐘なのだ。

ブルーム発表会を終えて  C組 鶴岡 留奈
私はこれまでのブルーム発表会を通して、自分から積極的に行動することや、多くの人に自分の考えや意見を伝える大切さを学びました。これまで私は正直、社会にある問題を自分たちの力で解決することは無理だと考えていました。しかし、今回のブルームで自分から積極的に行動し、学び、それをたくさんの人に伝えていくことで、中学生の私たちが大人の気持ちを変えることも不可能ではないんだと知りました。これから卒業まで、今回のブルームで学んだことを生かして、よりよい学校生活を送っていきたいです。

jica(国際協力機構)からの訪問

jica(国際協力機構)の視察団が附属中学校を訪問

 平成24年11月7日(水)に、jica(国際協力機構)の視察団が来校し、本校の授業を見学しました。このたびは、日本における中学校の教育の現状や、これからの中学校教育の在り方を考察する一環として来校されました。


 視察団が見学した授業は、数学科と理科の授業です。数学科の授業は、本校の研究主任である上田雅也教諭が、球の表面積を求める授業を行いました。「これまで学習してきた円柱や円錐とは違い、展開図を表現することが困難な球の表面積はどのように求めることができるだろうか」という課題を投げかけるところから始まりました。直径5cmのボールと紐を用意し、実際にそのボールの表面に紐を巻き付け、巻き付けることで表面積を求めることとしていきました。巻き付けることができる紐の長さを確認後、その紐を平面に表すと、ボールの半径の4倍の大きさの円を作りだすことで、4πr2であることを実感していました。
 上田教諭は、「面積を求める公式を覚えることも大切だが、既習事項を活用し、実際に手を動かしながら試行錯誤して課題を解決する力を養うことも大切です。」とお話されていました。


 理科の授業では、伊藤雄一教諭が授業公開を行いました。理科の授業では、身近にあるペットボトルを題材に、「ペットボトルはどのようなプラスチックかできているのだろうか」という学習課題のもと、検証のための実験方法を計画し、いくつかのプラスチックのサンプルと比較する実験するという内容でした。伊藤教諭は、「生徒自らが実験の方法を考え、課題解決に迫ることがこれからの理科学習には必要な力の一つです。」とお話されていました。


 授業のあとには訪問された諸外国の方と、授業者である上田教諭、伊藤教諭が懇談しました。視察された方々からは、「主体的に学ぶ姿が印象的でした。」との感想がありました。上田教諭は、「生徒が主体的な学びを展開するには、教師の発問に導かれ、仲間との学び合いによって、一人ひとりの生徒が自らの探究過程を振り返り、課題や問題に対していかに問われたか、いかに自身に問うべきかを考えていく必要がある。『問うことを学ぶ授業』の在り方を考えていくことが大切ではないだろうか。」とお話されていました。
 

文責 ホームページ担当 高橋 正年

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第2学年 「総合的な学習の時間」の授業

「ゲストティーチャーと学ぶ」

 本校の第2学年の総合的な学習の時間では、東アジア諸国を中心に異文化をもつ方々と交流をすることで、多様なものの見方・考え方を身に付け、異文化を受け入れる態度を養うことをねらいとしています。また、このような異文化をもつ方々とよりよく関わることで人間関係形成力を育み、自己の理想の姿を見つめ直すこともねらいの一つです。

 そこで今回行った「ゲストティーチャーと学ぼう」では、韓国に関わりのある方々を本校にお招きして、生徒の韓国に対する理解を深めることをねらいとしました。留学のため来日している韓国の大学生、韓国に留学経験のある日本の大学生や札幌で国際交流の橋渡しをしている札幌国際プラザなどに協力をお願いしました。今回は特にゲストティーチャーから一方的に韓国の知識を伝えるのではなく、ワークショップ形式をとり、お互いが有意義な時間になるように心がけました。

 生徒もゲストティーチャーも最初は大変緊張した面持ちで交流していましたが、時間が経つにつれ、お互いに打ち解け、あたたかな雰囲気の中、お互いの知識を持ち寄り、異文化に対する見方・考え方を深めていました。授業後、生徒は「自分で調べるのも良いが、実際に交流してみて分かることが多かった」「新しい発見が多く、もっともっと韓国のことを知りたくなった」などの感想をもったようで、学ぶことが多く、次への学びの意欲にもつながったようです。

今回、お忙しい中、ご協力いただいたゲストティーチャーの方々に深く感謝申し上げます。
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文責  第2学年 総合的な学習の時間 担当 中村 隆城

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