特別活動

Ⅰ はじめに
 

  望ましい集団活動を通して、人間としての生き方を考え、自己を生かす能力を育むことは、学校で学ぶことの最も大切な視点である。特別活動においては、学校生活を基盤としながらよりよい人間関係を築き、学校生活の充実を図ることが、学級活動や生徒会活動、学校行事のそれぞれの内容に合わせて求められている。そして、よりよい人間関係の構築は、現代の学校教育の中で重要な課題の一つでもあり、特に、いじめや不登校の解消、命の大切さや充実した生き方を目指すために、心の教育を充実することを目的とした道徳科の新設と関連させて、一層の充実を図ることが必要である。

 また、改訂を迎える学習指導要領の特別活動においては、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することがねらいとして示されている。これは、本校が今次研究で進める「自律」と「共栄」に向かう視点そのものであり、特別活動のねらいに迫る学びには、「自律」と「共栄」に向かう学びの手立てが重要な役割を果たす。加えて、新設された学級活動の内容の取扱いには、学校や家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て、学んだことを振り返りながら、新たな学習や生活への意欲につなげたり、将来の生き方を考えたりする活動を行うことが示されている。これは、本校が進める2年次の研究の重点である「省察」を活用した「自律」と「共栄」に向かう学びと強く関連するものである。

 そこで、改訂を迎える学習指導要領における特別活動(学級活動)のねらいの達成を目指し、本校が進める特別活動(学級活動)における「省察」を活用した「自律」と「共栄」に向かう学びの実践により、自他の理想の姿を描き、その実現に向けて自ら他者や対象に働きかけ、互いのよさを活かしながら、新たな知を創り築き上げ、自己を更新していくことができる「自己を拓き、協創する生徒」の育成を目指していきたい。

 

続きはPDFファイルでご覧ください。

PDFファイル: 特別活動