社会科

主幹教諭 東 岳史

教諭 田口 祐弥

Ⅰ はじめに
  イギリスのEU離脱の決定、各国における首脳の交代など、昨年から今年にかけて世界の潮流が大きく変わろうとする出来事が多数見られた。日本においても、改正公職選挙法(18歳選挙権)が施行されたり、日本銀行がマイナス金利を導入したりするなど、政治面や経済面において、これまでとは大きく異なった様相を呈している。また、6年前の東日本大震災に続き、熊本地震など、自然環境に関わる大きな災害が各地で見られる。

 このように、現代は混沌とした多様で変化の激しい社会であるといえる。これに対し、数年来「社会を生き抜く力の養成」が叫ばれている中、平成29年3月には新学習指導要領が文部科学省から示された。中学校社会科の項においては、教科目標の中に「グローバル化する国際社会において主体的に生きるためには、“社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動”が不可欠である」ということが述べられている。これは、本校で求めている生徒の姿「自己を拓き、協創する生徒」を具現化する上で大切な視点である。また、社会科の学びにおいても今次研究の重点である「省察」を活用した「自律」と「共栄」に向かう学びを展開することにより、求める生徒の姿の具現化に迫るだけではなく、中学校社会科に求められている「公民としての資質・能力の基礎を育む」ことができるのではないかと考える。

 

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