平成30年度 教育研究大会について

平成30年度 北海道教育大学附属札幌中学校研究大会 教育研究大会を終えて

研究主題

自己を拓き、協創する生徒の育成-「自律」と「共栄」に向かう学び・「学び舎」の創造-(最終年次)

 

 平成30年度教育研究大会は、札幌市内を始め、全国各地から470名の先生方にご参会を賜り、多くのご指導、ご助言をいただきました。本会の開催にあたりまして、多くの皆様にご支援ご協力をいただき、感謝申し上げます。

 

求める生徒の姿である「自己を拓き、協創する生徒」には、困難な課題に立ち向かう前に挑戦することをあきらめてしまうのではなく、自分や集団の理想の姿を描き、その実現に向けて仲間に働きかけ、互いのよさを活かしながら課題や問題を解決し、自己を更新していくことができる人に育ってほしいという強い願いを込め、3年間の研究を進めて参りました。

 

研究仮説の「自律」と「共栄」に向かう学びでは、仲間の成長を支え共に活かし合いながら、学びの見通しをもって解決の方法を計画したり、解決に必要な資源(情報、材料、言葉など)を選択したりすることを通して課題解決に向かう学びを大切にしていきました。また、「省察」の機能を活用することで生徒自身が自らの学びの過程を捉え、「知の獲得」や「学ぶ意欲」につなげることを目指してきました。

 

「学び舎」の創造では、「社会参画力」を柱とした総合的な学習の時間を新たに構築し実践を行ってきました。また、地域や社会、保護者、大学などの多くの皆様との連携を大切にし、ご協力を得ながら、協働的で探究的な学習を実践してきました。

 

今次研究の成果と課題や、研究大会でいただいたご助言をもとに、これからも研究と実践を重ねて参りたいと思います。

 

 今後とも、本校の教育研究に対しまして、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

                                    研究主任 小路美和

 

 

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